アプデ前に入ってたソフトはどうなる?Windows10アップグレードの危険性。

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先日、こんな記事を書きました。

Windows10アップグレードの危険性。あなたのパソコンはアップデート後に使い物にならなくなるかも
Microsoftが2015年3月17日に発表した内容は、Windows 10がリリースされてから 最初の一年はWindows...

今日は、同じく『Windows10アップグレードの危険性』をテーマに、ドライバーを含めたソフトウェアについてさらに分かりやすく、深く掘り下げようかと思います。

この記事を読んでいただいていることは、少なからずOSアップグレードに対して関心があると思われますが、本来の狙いは、OS等にあまり関心のない方を対象としています。

関心のないことに興味を持つことはなかなか難しいので、この記事を読み終えてご納得いただけるなら、拡散していただけたら幸いです。

長くなると思いますが、OSのアップグレードに潜む危険性を前回の記事を振り返りながら解説します。

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知っていれば怖くない。歓迎!Windows10アップグレード

さて、今回のお題の通りMicrosoft社が2015年3月17日にこのような発表をしました。

Windows 10がリリースされてから

最初の一年はWindows 7・Windows 8.1・Windows Phone 8.1からWindows 10へのアップグレードを無料で行える。

IT業界で今年一番と言われる程の衝撃的な発表でした。

私自身もWindows10アップグレード対象者ということで非常に盛り上がりました。

しかしながら『OSのアップグレード』すなわちOSを新しくすることは様々な問題が生じることも知っており、いわゆる『危険性』について広く拡散することにより、一人でも『OSアップグレードの危険性』を知っていただいた上で、Windows10アップグレードしていただきたく記事を書いております。

Windows10無償アップグレードは知識を得た上なら非常に魅力的です。

なぜ、危険な状態に陥るのか。

これはとても簡単です。

Windows10アップグレードは最終的にユーザーの意思により実行することが可能だからです。

つまり、よく分からなくてもWindows10アップグレードに踏み切ることが可能なので、アップグレード後、何かあっても後の祭り状態になってしまいます。

少しでも『危険性』の知識があれば、『調べる・聞く』事も可能なので、沢山の方にこの記事を読んでいただきたいです。

ハードウェアよりもソフトウェアが危険。

ここから具体的に解説します。

『ソフトウェア』は、コンピュータシステム上で何らかの作業を行うプログラムのことです。
パソコンを動かすためにプログラムされたものを総称して『ソフトウェア』といいます。

パソコン内のCPUやメモリー・HDD・CDドライブや周辺機器のキーボード・マウス・ディスプレイなどは『ハードウェア』と言い、その『ハードウェア』を制御するためのプログラムのことを『ドライバー』といいます。

ハードウェアを制御する『ドライバー』も『ソフトウェア』の一種なのです。

そして危険性として、皆さんの持っているパソコンの『ドライバー』が新しいOS『Windows10』に対応していない場合、正常な動作が行えない、一部機能が使えない可能性があります。

さて、次の項目では実際にどのような症状があるのか解説します。

専用ドライバーの重要性。

今回は周辺機器の『マウス』を使用して解説します。

現在私の使っているマウスは以下のマウスです。

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iBUFFALOのマウスで型番が【BSMBW11WH】です。

さて、このマウスをパソコンにブスッと挿すとどうなると思いますか?

正解は『マウスとして動作する』です。

当たり前じゃん!って思うかもですが、パソコンが『これはマウスだな。』って認識してくれるのは、マウスの『汎用ドライバー』をWindowsが探して取り敢えずマウスとして使えるように制御しているからなのです

そうじゃないと大変ですよね。

デスクトップパソコンでマウスもキーボードも、とりあえず動いてくれないと入力が何も出来ません。

しかしこの『汎用ドライバー』はその名の通り、『汎用』なので、『最低限そのハードウェアが使える』くらいの機能しか備えていません。

つまり、私の持っているマウスをパソコンに挿すと、マウスとして最低限の機能が使える状態となります。

しかしながら、私のマウス。写真を見て頂いてもわかると思いますが、サイドにボタンが2個付いています。つまり『メーカー独自機能が付いている』ってことになります。

残念ながら『汎用ドライバー』にはサイドボタンを認識できるようには作られていません。

さて、このサイドのボタンどうやって使いましょうか?

願っても唱えてもこのサイドのボタンは反応しません。

ここで登場するのが『専用ドライバー』です。その名の通り『専用』なので、このiBUFFALOのマウスで型番が【BSMBW11WH】専用のドライバーです。

専用のドライバーソフトをマウスのメーカーからダウンロードしてインストールすると。。。

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この様にマウスの様々なボタンに機能を割り振るソフトウェアを利用できます。

この『専用ドライバー』を使用することにより、晴れてサイドボタンに機能を割り当て使用することが可能となります。

これで『メーカー独自機能』が使えるってことになります。

製品本来のパフォーマンスを発揮するためには『専用ドライバー』が必要となるのです。

ドライバーには旬がある?

たまに家電量販店などでパソコン周辺機器を見ているとこんな表記を見たことがないでしょうか?

Windows7対応』とか『Windows8対応』とか。。。

この表記、ドライバーの対応しているOSを指しているのです。

そしてこんな事も聞いたことがないでしょうか?

パソコンを買い換えたら周辺機器が認識しなくなった

実はパソコンを買い替えたのが原因でなく、新しく購入したパソコンに搭載されているOSが新しくなったことが原因の可能性である場合がほとんどなのです。

つまり、周辺機器を買った時のドライバーがWindows7対応だったものが、Windows8のパソコンを購入した際に周辺機器のWindows8用のドライバーが無かった場合、周辺機器は『認識しない』か『汎用ドライバーで最低限の機能は使える』か『ドライバーに互換性があるので運良くすべての機能が使える』のいずれかのパターンになります。

どのハードウェアも開発時点の最新OSで動作するようにドライバーも同時に開発されていますが、未来のOSまでは先走って開発は出来ないってことです。

販売時に対応しているOS以外の専用ドライバーはメーカーの判断で最新OS用のドライバーが開発されリリースされる場合もます。

つまりメーカーが頑張った場合、新しいOSにも対応してくれるってわけです。

メーカー製パソコンはカリカリのカスタマイズPC

さて、先程は周辺機器のマウスで『専用ドライバー』の重要性を解説しましたが、メーカー製のパソコンはこの専用ドライバーだらけなのです。

メーカー製パソコンは非常に多くの『メーカー独自機能』を搭載しています。

特に国内メーカーは『機能てんこ盛り状態』が売りな部分もあるので、それだけ多くの『専用ドライバー』が必要となります。

例えば、見える部分で言いますと、ノートパソコンのキーボードに付いている『メーカー独自で搭載したショートカットボタン』などが分かりやすいですが、実は目に見える部分以外にも多々『メーカー独自』が使われています。

ノートパソコンが非常に分かりやすいのですが、小さな本体に様々な機能を搭載する上で、メインの基板である『マザーボード』や『光学ドライブ』や『他の自社製品と接続する専用端子』など、『メーカー独自規格のハードウェア』がたくさん使われています。

そのために沢山の独自機能を制御するために沢山の専用ドライバーが必要となります。

Windows10アップグレードで一番怖いのが専用ドライバーがないこと。

ここまで解説を進めてきましたが、ズバリ言うと『Windows10用の専用ドライバーがない』って状況に陥ることです。

周辺機器なら最悪Windows10対応のものを購入すれば済みますが、パソコン内部のハードウェアだとそうもいきません。

しかもメーカー製パソコンはメーカー独自機能と専用ドライバーだらけなので、メーカー側がしっかりサポートしないとユーザー側ではどうすることも出来ません。

先程もお話しましたが、Windows10対応の専用ドライバーがリリースされなければ『認識しない』か『汎用ドライバーで最低限の機能は使える』か『ドライバーに互換性があるので運良くすべての機能が使える』のいずれかのパターンになります。

メーカー側も前の記事で書きましたが、Windows10アップグレード対象のWindows7搭載パソコンのうち2009~2011までに販売されたパソコンはWindows10にアップグレード出来たとしてもメーカーサポート対象外の可能性が濃厚です。

つまり専用ドライバーのリリースは極めて低い。ってことです。

プリインストールのソフトはどうなるの?

OSをアップデート、つまりパソコンを工場出荷状態にするのではなくて、まじりっけ無しのOSだけの構成となります。

つまり、メーカー製パソコンに搭載されていた様々なアプリケーションソフトは全てクリアになっていると考えていたほうが良いです。

ただ、メーカーが公式にWindows10アップグレードをサポートするパソコンであれば、その限りではありません。

しかしプリインストールソフトも『ソフトウェアの一種』です。

プリインストールされていた各ソフトウェアがWindows10に対応していなければ、正常動作する保証はどこにもありません。

事前準備、事前確認をしっかりしてからアップグレードしましょう。

まず第一に、データの『バックアップ』を確実に行いましょう。

続いていつでも工場出荷状態に戻せるように『リカバリーディスクの作成』をしましょう。手順は各メーカーにより異なりますので、お持ちのパソコンのメーカーへ問い合わせましょう。

出来るなら、HDD等の記憶媒体をまるごと保存する『クローン』の作成がお勧めです。余分にクローン用のHDD等を準備する必要がありますが、何かあってもHDDを交換するだけで元通りに戻せるので、工場出荷状態からパソコン環境の再構築をするよりもはるかに楽です。

そしてアップデート前に必ずメーカーへ自分のパソコンがWindows10アップグレードのサポート対応しているか確認しましょう。

メーカーサポートがなければ全て自己責任です。

最初は無知でもいいんです。

私もそうでした。

しかし、何も分からないまま、事前準備もせずに流れに沿ってアップデートしてしまって、後で後悔しても遅いのです。

私は、パソコン本体よりも、ソフトウェアよりも、パソコンの中につまった沢山の大切な思い出が古いOSと共に消え去らないことを一番に願っています。

GARU
あなたのパソコンはWindows10アップグレードのメーカー公式サポート機種ですか?アップデート前にご確認ください。

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