サムスンの最新Galaxyシリーズ「Galaxy S6」のと前機種である「Galaxy S5」のスペック表をにらめっこしていたら、バッテリーが残念なことに気が付いたのでご報告。
液晶の解像度アップでバッテリー容量ダウンは・・・
前機種である「Galaxy S5」から堅実にスペックアップしていますが、その中でも、画面解像度が1,080×1,920から1,440×2,560へアップしています。
スマートフォン性能向上の中で「高精細ディスプレイ」も著しく発展ししており、フルHDモデルのパソコンディスプレイや液晶テレビよりも高精細なディスプレイが手の中に収まってしまう。
「Galaxy S6」もトレンドに食い込もうと1,440×2,560の液晶を搭載してきましたが、残念なことにバッテリーの容量がダウンしてしまっています。
機種 | GALAXY S5 | Galaxy S6 |
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バッテリー容量 | 2,800mAh | 2,550mAh |
連続待受時間 | 3G:約500時間 / LTE:約440時間 / GSM:約440時間 | 3G:約430時間 / LTE:約390時間 / GSM:約350時間 |
連続通話時間 | 3G、LTE:約1,020分 / GSM:約700分 | 3G:約900分 / LTE:約930分 / GSM:約680分 |
スペック表からバッテリーと使用時間の項目を比較してみましたが、見事に容量ダウンに伴い、使用時間もダウンしています。
一般的に高解像度液晶は電池食い。
スマートフォンで設定の中にある「電池の使用量」を確認してみるとわかると思いますが、「画面」が沢山の電池を使っている状況が大多数です。
因みに私のスマートフォンで確認した所、一番電池を使用している項目は「画面」でした。
私の使用しているスマートフォンはdocomoの富士通製「F-02G」です。
実は、「F-02G」も前機種から画面の解像度がアップしており、1,080×1,920から1,440×2,560へとスペックアップしていました。
私は「F-02G」の前機種である「F-05F」も使用していたのですが、液晶以外のスペック的には、CPUは同一スペック、メモリーは2GBから3GB、と飛躍的な進化はありませんでした。
その中でバッテリー容量は「F-05F」が3200mAhに対し、「F-02G」が3500mAhと容量アップしていましたが、使用している間は明らかに「F-02G」の電池の減りが速いです。
これは、実際私も経験したことと、その他のレビューからも事実です。
画面の解像度が上がることにより、実際の使用時間が下がっています。
これは私の使っているスマートフォンの話ですが、
「Galaxy S6」は画面の解像度が上がっているにもかかわらず、バッテリー容量がダウンしています。
Galaxy S6はモバブ必須か。
画面の大型化、高解像度化と共に、バッテリー容量も増え続けています。
国内で販売される通称「3日持ちバッテリー」と言われる製品は、バッテリー容量が3000mAhを超えるものが標準となりつつある現在、「Galaxy S6」のバッテリー容量2,550mAhは少なすぎます。
スペック表では、理論上の数値であるため、実際に使用した際の電池の減りは相当なものと考えたほうが良いです。
5インチを超える大型のディスプレイに、フルHDを超える1,440×2,560の解像度、バッテリーを消費する部分のスペックが上がったことに対し、バッテリー容量の低下は「残念」以外の言葉が見つかりません。