AppleWatchの販売まで一ヶ月を切り、対応アプリ等の話題で盛り上がっている、新ジャンル開拓中のスマートウォッチ。
私としても興味津々ではあるものの、『Watch』すなわち時計と言われてなんだか腑に落ちない部分もある。
先日、こんな出来事あったのです。
家電量販店で某メーカーのスマートウォッチが展示されていたので色々いじくり回していたら、店員のお兄さんが近寄ってきて説明してくれました。
一生懸命『LINEの返信もできちゃうんですよ!』とか『電話もこうやって出来るんです!』などと身振り手振りのパフォーマンスをしていただいたのですが・・・
どれもこれも【腕時計ですることなの?】って感じちゃいました。
そんなことで今回はスマートウォッチについて持論全開で考えてみたいと思います。
今出ているスマートウォッチって。。。
もちろんAppleが発表したAppleWatchは、先進的なテクノロジーを集結して万を期して登場するわけで興味津津なのですが、ネーミングセンスが無くて申し訳ないが『Appleバンド』や『Appleブレスレッド』なら又違った印象だったと私は思います。
AppleWatchはすごく興味があるんですよ!
今まで体験できなかったことを実際に体験できるようになりますし、明らかに便利だと思うんです。
でも、時計って言われるとなんだかなーって思ってしまうのです。
私はスマートウォッチで何でも出来なくていいと思う。
先日AppleWatchの対応アプリが発表され、AppleWatch上で様々なことができる事を知りました。
どれもこれも魅力のあるアプリで、様々なことが出来ますが、果たしてそこまでスマートウォッチでやることなのか?って感じます。
もっとスマートかつシンプルな構造ではダメなのでしょうか?
プルベースとプッシュベースとの融合
時計が誕生してから今日に至るまでずっと時計は確認する物。つまりユーザー側から自ら動くプルベーズのデバイスです。
もちろんタイマーやアラームなど知らせてくれるプッシュな部分もありますが、これからも腕時計はユーザー側から自ら動くプル型として基本的に変わりません。
しかしながらスマートウォッチもこのプル型を飛躍的に発展させた方向に感じるのです。
私はこのプルベースを発展させ様々なことを時計上でできる事よりも、もっとシンプルにプッシュベース部分を発展させるべきではないかと考えます。
つまり、プッシュの『通知機能』のみを大幅に発展させるべきではないかと思います。
これからの腕時計が全てスマートウォッチと呼ばれる様な革命。
AppleWatchのように自社製品と強力に連携するスマートウォッチはもちろん有りだと思います。
ただ腕時計のメーカーがAppleに合わせた製品開発やその他のデバイスに合わせた製品開発はナンセンスと感じます。体力の無い時計メーカーはスマートウォッチ参戦も難しいでしょう。
それに、小さな時計で何でもかんでも出来ると電池だって持ちませんし、実際、多機能なだけで使う部分は限られてくる可能性も大きいと思います。
実際、私は腕時計で時間は確認することは多々有りますが、ストップウォッチなんか使った記憶が無いです。
そんな付随する機能の充実よりも、簡単に腕時計に組み込める通知する為のユニットを開発して、時計メーカーが自由に使えるように開放してあげるべきではないかと思うんです。
『様々なデバイスの通知』を確認できる様なシンプルかつ省電力なユニットを腕時計メーカーが安価に簡単に組み込める時が、ほんとうの意味で腕時計がスマートウォッチたるものへ進化した瞬間かもしれない。
そんな腕時計としての進化を私は妄想しているのです。
おしまい。