国内でも高い人気を誇るソニーのハイエンドスマートフォン【Xperia】シリーズ。
その最新モデルとなる【Xperia Z4】のリークがあったので、現行モデルのXperia Z3とスペックの比較をしてみました。
目次
早速XperiaZ3とXperiaZ4のスペックを比較。
仕様 | Z3 | Z4 |
---|---|---|
OS | Android 4.4.4 KitKat | Android 5.0 Lollipop |
液晶 | 5.2型フルHD (1080×1920) | 5.5インチ WQHD (2560×1440) |
SoC | Snapdragon801 (2.5GHzクアッドコアCPU) | Snapdragon 810 (2.8GHzクアッドコアCPU) |
GPU | Adreno 330 | Adreno 430 |
RAM | 3GB | 3GB |
内蔵メモリ | 32GB | 32GB |
カメラ | 2070万画素積層型裏面照射型CMOS | 2,070万画素 【Exmor RS】 CMOSセンサー |
Bluetooth | 4.0 | 4.1 |
充電方式 | マグネット式充電端子 | Qi(ワイヤレス充電) マグネット式充電端子は廃止 |
防水・防塵 | 防水(IPX5/8)、防塵(IP6X) | キャップレスの防水防塵に対応(IP68) |
横並びに見てみると、堅実にスペックアップされていることが分かります。
赤文字の部分を1つずつピックアップして比較します。
XperiaZ4のOSはAndroid最新OS搭載
搭載されるOSはGoogle社のモバイル向け最新OSAndroid 5.0 Lollipopです。
Android 5.0 LollipopはZ3に搭載されていたAndroid 4.4.4 KitKatのナンバリング【4】から【5】に変わり、沢山の変更点が有りますのでサクッとまとめてみました。
- 「マテリアルデザイン」と呼ばれるUIデザインを採用
- 通知の拡張
- 履歴機能の拡張
- 64bit対応
- 1つの端末を私用にも仕事にも使えるようにフレームワークが拡張される。
- カメラ能力の拡張
- オーディオの拡張
- ブロードキャストできる
- アプリが、固定料金・従量課金のネットワークを動的に選んで接続できるようになる。
こんな感じにバージョンアップしたAndroid 5.0 LollipopがXperiaZ4には搭載されます。
XperiaZ4の液晶はより高精細なパネルを搭載
Z3ではフルHD(1080×1920)だった解像度がXperiaZ4ではより高精細なWQHD(2560×1440)を搭載。
画面サイズも0.3インチアップの5.5インチパネルが搭載されるみたいです。
またスマホでっかくなりますね。
XperiaZ4のSoCは64bit命令対応CPU
Z3では2.5GHzで駆動するSnapdragon801を搭載していましたが、XperiaZ4ではスペックアップして64bit命令対応のSnapdragon 810(2.8GHzクアッドコア)CPUが搭載されます。
Snapdragon 810は処理速度も向上していますが、現在出ている各種ベンチマークによると【深刻な発熱はない】と判断を下しています。
発熱によるカメラの動作停止問題などが緩和されるかも。
XperiaZ4のGPUは大幅にグラフィックスパワーがアップ。
Z3ではAdreno 330のGPUを搭載していましたが、XperiaZ4ではAdreno 430が搭載されています。
ちなみにAdreno 430の前世代であるAdreno 420に比べグラフィック性能が30%向上、消費電力は最大20%低下していることから相当強化されていると推測できます。
より高度な3Dグラフィックスを使用したゲームなども楽しめそうですね。
XperiaZ4のカメラは更に高速なオートフォーカスに対応
Z3でもかなり気合の入ったカメラ性能でしたが、XperiaZ4では更にカメラ性能が向上します。
目玉はCMOSイメージセンサーにExmor RSを搭載。
特徴は【像面位相差AF】で高速なオートフォーカスを可能にする機能により、Z3よりも綺麗に素早くオートフォーカス出来るようです。
いったいどこまでスマホのカメラは進化するのでしょうか?
XperiaZ4のBluetoothは通信機能面で強化
Z3に搭載されていたBluetooth4.0ではボタン電池でも長期間駆動が可能となり、小型ウェアラブルデバイス(脈拍計や腕時計などの身に付けるデバイス)にも搭載が可能となりました。
XperiaZ4では4.0の特徴に加え通信面で強化された、Bluetooth4.1が搭載されるようです。
Bluetooth4.1での特徴をまとめてみました。
- IPv6のサポート(インターネットへ直接接続できる)
- Bluetooth機器のハブ機能(機器と機器の通信高速化)
- 再接続機能(通信エリアで自動的に再接続)
- 相互通信干渉を抑制
XperiaZ4の充電方式がついに変わる
Z3までおなじみだったマグネット式充電端子は「ながら」充電が非常にやりにくかったですよね。すぐにマグネット外れるんだもん。
XperiaZ4ではマグネットから開放されてQi(ワイヤレス充電)を採用。
気になるのが、ワイヤレス充電以外の充電方法ですがUSB充電端子なのか、まさかのマグネット式充電端子の併用なのかは不明です。
できれば個人的にマグネットは避けて欲しいです。
XperiaZ4の防水・防塵はフタがない!?
Z3でも防水防塵は採用されていましたが、XperiaZ4ではキャップレスの防水・防塵(IP68)になるそうです。
どの部分がキャップレスになるのか分かりませんが、SIMやSDなどは水濡れ厳禁ですし、もしかしたらF-05Fのように防水USB端子装備になるんじゃないかと勝手に妄想しています。
XperiaZ3とXperiaZ4の比較まとめ。
リーク情報をもとに比較してきましたが、全体的に底上げされた堅実な進化を感じます。
Z3を持っている方からしたらちょっとインパクトが少ないですね。Z3でもAndroid 5.0 Lollipopアップデートが濃厚ですし。
しかし、ハードウェア以外の部分でも魅力的なXperiaシリーズですので今後の新たな新情報にご期待ください。新情報が出れば追ってお伝えしたいと思います。
私個人としてはXperiaZ4 compactの詳細もかなり気になるなぁ。
新しいリーク情報が出ましたのでよければどうぞ。